Photo：Yuka Uesawa    Text：Momoko Yokomizo

気取らない味わいで、日常に幸せを運んでくれる、アイルランド生まれのキャンベルズ・パーフェクト・ティー。ひとりで飲んでもみんなで飲んでもおいしい、毎日の相棒です。

そんな黄色い缶に魅了された、素敵なあの人とキャンベルズ・パーフェクト・ティーのおいしい時間をあれこれ伺う、この連載。

今回ティータイムについて教えてくれたのは、ライフスタイルショップ『BTR』オーナーで俳優の小梅さんです。

日常を豊かにしてくれる雑貨たち

今回おじゃましたのは、小梅さんが営むライフスタイルショップ『BTR』。スタイリストなどおしゃれのプロにもファンが多く、素朴でその土地の温もりをまとい、日々の生活に寄り添う日用品が揃っています。昨年はお店をリニューアルし、小梅さんが作り出す世界観はそのままに少しずつ変化も。

「イギリスのヴィンテージ雑貨や家具を扱うショップとして始めて8年、昨夏に『BTR』として新たにスタートしました。今は場所を限定せずに、国内外から、いいなと思った商品を取り扱っています。バッグやお菓子などのオリジナルアイテムも増やしています」

スタッフ一同、撮影開始早々にお買い物欲がムクムクと高まります！

山もいつもの道具と一緒に

素敵な家具や雑貨が並ぶお店の様子からは室内での暮らしのイメージが湧きますが、実は小梅さんは大のアウトドア好き。ピクニックやキャンプに出かけることも多いそうで、そのこだわりの道具や過ごし方を教えていただきました。

「キヤンプだからといって、特別なことはしていなくて。例えばお茶の時間にしても、家と同じようにいれるとおいしく飲めて落ち着くし、失敗も少ないんです。なので、いつも飲んでいるキャンベルズティーの茶葉やミルク、砂糖を空き瓶に詰めて、ティースプーンなどカトラリーも普段から使い慣れているものを持っていきます」

サイズ違いの折りたたみ式ナイフは『オピネル』のもの。一番大きいのはブレッドナイフで、バゲットを食べるときに欠かせないそう。

お気に入りを集めたティーセット

道具を持ち運ぶときは、こんなふうにひとまとめにして。こまごまとしたものの収納に使っているのは、キャンベルズ・パーフェクト・ティーの空き缶。 ティータオルやおやつと一緒に白樺のかごバッグに詰めると、外に出かけたくなるティーセットのできあがり。

「キャンベルズティーの缶は、サイズ感もパッケージのデザインも大好き。大きさがちょうどよくて、作りもしっかりしているので、自宅でも収納に活躍中です」

タフなムードのあるキャンプグッズとは一線をひく、カントリーライフを絵で描いたようなセット。おしゃれな上に、ご自宅にあるもので準備されているのでとってもエコですよね。

カジュアルなお茶の時間

キャンベルズ・パーフェクト・ティーは、『BTR』の前身である『brownie and tea room』をオープンしてまもなくから取り扱いをはじめ、同時にプライベートでも飲むように。小梅さんはイギリスでティールーム巡りをしたことがあるほどお茶の時間が好きで、忙しい日々の中でも自分らしく楽しんでいるそう。

「格式のあるアフタヌーンティーよりも、クロテッドクリームとジャムを添えたスコーンに紅茶を合わせる『クリームティー』のような気軽なスタイルに惹かれます。かしこまらず、マグカップでゴクゴク飲みたい」

あったかい紅茶とスコーンはイギリスの人々が昔からずっと親しんでいる、いつもの組み合わせ。小梅さん曰く、スコーンはクリームもジャムもたっぷりのせるのがおいしい秘訣。

大切な人たちとほっとひと息

紅茶はミルクティー派の小梅さん。はっきりとした味わいのキャンベルズ・パーフェクト・ティーは、ミルクと砂糖を多めに入れて、甘くして飲むのがお好みだとか。キャンプでも、お店で働くときにも、ほっとひと休みする時間には欠かせないもの。

「ちょっと疲れたときに紅茶を飲むと、体が温まって元気が出ますよね。お店のスタッフとお菓子と一緒にいただいたり、キャンプでは冷え込みはじめる夕方に飲んだり。息子もスタッフも、身近な人はみんな砂糖もミルクも多めに入れています（笑）」

自然の中で飲む、いれたての紅茶。シチュエーションも相まっておいしさが倍増しそうです。

食感に驚く、オリジナルクッキー

この日のティータイムのおともは、『BTR』オリジナルのクッキー。『Day to Day cook & bake』さんにつくってもらっているもので、定番のプレーンと、毎月変わる季節のフレーバー2種がガラス瓶に入った楽しい詰め合わせです。

「素朴で噛みごたえのあるしっかり焼いたクッキーが好きで、リクエストしてみました。紅茶との相性もぴったりで、食べだしたら止まらない」

お気に入りの道具と温かい紅茶、そこにお菓子が加われば、どこでも自分らしいティータイムが始まる。小梅さんの飾らない日常には、自由に出かけることが難しい今だからこそ、参考にしたい楽しみ方がありました。